「 あしらせ 」 が 「 2022年度グッドデザイン賞 金賞 」 を受賞しました

当社が開発している、視覚障がい者向けの歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」（以下、あしらせ）が、この度2022年度グッドデザイン賞 金賞（主催:公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞しましたことをお知らせいたします。
あしらせは、本年度中の発売を目指しており、引き続き、視覚障がい者の方々に“本当の意味”で価値を感じて貰えるデザインを追求してまいります。

＜デザインのポイント＞

1.視覚障がい者の方々にとって重要な感覚器官を阻害せず、直感的に理解可能な足への振動インターフェース
2.着けていることを忘れるほど自然な装着感と、計6箇所への明瞭な振動体験を実現した、足に沿う立体構造
3.視覚障がい者自身で簡単に取り付けられ、シーンに応じて靴を変更できる、生活に溶け込むUXデザイン

＜審査員の評価＞

『障がい者向けのナビゲーションシステムは音声やスマホの振動で案内するものが既に市場にはあるが、あしらせの最大の特徴である足に装着し直感的に伝える仕組みはより一層安心して出掛けることを可能とし、製品を通して自立や生活を楽しむ心を育める点が高く評価された。ハード面は靴の内側に挿入させるパーツは薄く装着感が良く、靴の外側に装着するデバイスもクールでスポーティな印象を与え様々なタイプの靴との相性が良く考えられている。またソフト面では、目的地の設定や進行方向の振動パターンなどの指示が洗練されておりUXにこだわった点が評価された。障害者福祉の世界にある山ほど未解決の課題。あしらせを皮切りにスタートした取組みが、今後益々展開していくことが予期された。』

Ashiraseは引き続き、視覚障がい者の方々に“本当の意味”で価値を感じて貰えるデザインを追求してまいります。

【グッドデザイン賞　金賞受賞ページ】
https://www.g-mark.org/award/describe/53150